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アマチュア無線家向け機器測定サービス

「アマチュア無線家向け機器測定サービス」を行つてゐます。

詳しくは下記のサイトで。
 http://www.hide-radio.com/measurement.html

但しJARD本部の「測定器室の開放(一般利用サービス)」が利用できる場合はそちらを推奨します。

スプリアスの厳密な測定を手動で行ふと非常に煩瑣で時間が掛ります。JARDの一般利用サービスではソフトウェアを実行させ自動測定させてゐるとのことです。ならば一回の測定に掛る時間は長くないことでせう。

測定点数が多くなく、二時間の利用時間内で済む見込が立てばJARDのサービスは非常に安価です。

近所のアマチュア無線少年の世話をする意味合ひで、来宅する未成年には料金を半額に設定しました。

2019年9月16日 (月)

小冊子「アマチュア局 スプリアス発射の強度の許容値」

スプリアス発射の技術基準に関してアマチュア局に適用される内容をまとめた公的資料がないので作成した。

理解が進んでゐないやうなので今回は無償公開とした。

 http://www.hide-radio.com/eng_articles.html

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2019年3月17日 (日)

Twitterの言葉狩りに反対する

2/20にツイッター社にアカウントをロックされた。
四年前から最近まで五件のツイートについて
暴言や脅迫、差別的言動を禁止するルールに違反しています。
人種、民族、出身国、性的指向、性別、性同一性、宗教、年齢、障碍、重病を理由にして他人への暴力を助長したり、脅迫または嫌がらせを行ったりすることはできません。
とのことで五件のツイートに共通するのは「支那」の用語であつた。

私が支那と表現するのは最近のことではなく前からである。ツイッター利用の九年間の記録を概観してみたが500件以上のツイートに「支那」と書いてきた。

五件の違反警告の内二件について異議申し立てを行つた。二件目の異議申し立てをしてから三週間以上経過するが反応はない。

私は支那の用語は差別用語ではなく、ツイッター社のやうな言論のプラットフォームが利用者に使用を規制するのは不当と考へるので当該ツイートを削除せずツイッター社が解除するまでアカウントをロックされたままにすることにした。

しかし過去に「支那」と表現してゐた複数の言論人も「チャイナ」「中国」「China」あるいは「シナ」などと漢字の「支那」表現を避けてゐるところを見るとツイッター、フェイスブック社に規制されたものと見られる。
放送マスコミは「支那」「シナ」を規制してゐたため、普段は支那と呼ぶ言論人は「チャイナ」と言ひ換へをしてゐた。

これが「ポリティカルコレクトネス」を理由として西洋発祥のインターネット媒体に及んできたやうだ。

これは由々しきことである。言葉狩りは不毛であり反対する。

2019年1月13日 (日)

TTL74スタンダードシリーズ100秒計ストップウォッチ

渋谷の児童会館で39年前(S54/1979年)に作つた100秒計ストップウォッチ 。使つてゐる標準ロジックICはTTLの74無印シリーズ。クロック源は定番タイマーのNE555。

20190103_175138_2

ICの製造年は、捺印されてゐるロット番号から推察すると1976年と1977年らしい。

部品は藤商電子で買つた。
週に一度渋谷に出掛けて、完成まで一ヶ月位掛つた気がするので製作時間は延べ三日位だらうか。
児童会館の資料を持ち出すことはできないので行かないと作業が進まない。ゼロックスコピー機もまだ普通にない時代だからコピーも容易でない。

電流を測つたら5Vで220mAも流れてゐる。大喰ひだ。
データシートを見ると

  • SN7447A ICC typ 64mA
  • SN7490A ICC typ 29mA

これが各二つあるのでこれだけで186mAだ。この頃のTTL ICで乾電池駆動の機器を作るのは難しい。

初代TTL ICの消費電流はCMOS時代とは大違ひだ が真空管やバラのトランジスターで論理回路を組んだ時代よりは遙かに低消費電力なのだらう。

 

2018年11月19日 (月)

古い同軸ケーブルの特性確認

昭和56(1981)年に使用開始した同軸ケーブル5D-2V 20mの特性確認。
ネットワークアナライザーでタイムドメイン測定をしてみた。
M型コネクターの接触により測定値が変化したのでコネクターの接触面を磨いてから測定を行つた。

5d2v_tdr3

ケーブルの先端は開放してあり測定信号は全反射される。ケーブルに供給された信号は先端で反射されて戻つてくる。従つて反射波のレベルはケーブル損失の2倍である。

このことから30MHzでのケーブル損失は約0.6dBであり、54MHzの損失は約0.9dBとなる。

インピーダンスは手許で51.1Ω、先端附近で52.3Ωであつた。
5D-2Vのインピーダンス仕様は50±2
Ωなので些か逸脱してゐるがこれは経年変化か測定の誤差であらう。

このケーブルは硬くなつてゐる区間が二つあつた。恐らくシースの内側でシールドが錆びてゐるのだらう。しかし測定の通り、特性に大きな変化は見られない。

このケーブルはHF用に継続使用することにした。

2018年9月29日 (土)

50MHz帯スプリアス技術基準 USと日本の差

エレクラフト社KX3の保証認定が50MHz帯で否認されるといふ話が見える。
空中線電力が8Wの場合アメリカの技術基準は日本より5dB大きくなり日本より緩い。この点をJARDは懸念してゐると考へられる。

アメリカのアマチュア50MHz帯の技術基準をCFR47から読んで日本の基準と比較してみよう。

まづ日本の技術基準 
 

基本周波数帯

 
 

空中線電力

 
 

帯域外領域におけるスプリアス発射の強度の許容値

 
 

スプリアス領域における不要発射の強度の許容値

 
 

30MHzを超え54MHz以下

 
 

50Wを超えるもの

 
 

1mW以下であり、かつ、基本周波数の平均電力より60dB低い値

 
 

50μW以下又は基本周波数の搬送波電力より70dB低い値

 
 

1Wを超え50W以下

 
 

基本周波数の搬送波電力より60dB低い値

 
 

1W以下

 
 

100μW以下

 
 

50μW以下

 

次にアメリカの技術基準
根拠法令

Subpart D-Technical Standards

 97.307   Emission standards.
(e) The mean power of any spurious emission from a station transmitter or external RF power amplifier transmitting on a frequency between 30-225 MHz must be at least 60 dB below the mean power of the fundamental. For a transmitter having a mean power of 25 W or less, the mean power of any spurious emission supplied to the antenna transmission line must not exceed 25 µW and must be at least 40 dB below the mean power of the fundamental emission, but need not be reduced below the power of 10 µW. A transmitter built before April 15, 1977, or first marketed before January 1, 1978, is exempt from this requirement.
30-225MHzの場合
  • 減衰比は60dB以上でなければならない(一般原則)
  • 空中線電力25W以下の場合、25uW以下かつ減衰比40dB以上でなければならない但し10uW未満に減衰させる必要はない
  • 過去の無線機についての免除規定
アメリカではアマチュア無線について帯域外領域の測定は免除となつてゐる。スプリアス領域だけである。

エレクラフトKX3の50M帯の送信電力は定格8Wなのでこの場合に適用される基準は以下のやうになる。
  • 日本 基本周波数の搬送波電力より60dB低い値
  • アメリカ 25uW以下かつ減衰比40dB以上でなければならない但し10uW未満に減衰させる必要はない
具体的に数値を計算すると、8W(39dBm)より40dB低い値は-1dBm(794uW)となり25uWを超えるので25uW(-16dBm)まで低減させなくてはならない。減衰比は
39 - (-16) = 55 (dB)
となる。この値は日本より5dB小さく、許容値としては5dB大きい。
この点をJARDは懸念してゐると考へられる。

2018年9月17日 (月)

Toroidal coil inductance: Difference due to wire-winding ways

This is a comparison with toroidal coil inductance difference due to wire-winding ways, tight winding and all-perimeter winding. In small turn number 5, the inductance by tight local winding is more than twice its by all-perimeter winding.
  • 5-turn tight local winding ---- 359 nH @28 MHz
  • 5-turn all-perimeter winding ---- 164 nH @28 MHz
AL number of an iron powder core is specified in 100-turn winding. So we have to take care of actual inductance in winding below 100 turns. We can't know its inductance without measuring.

A certain book says that cores of low permeability like an iron powder core well show this tendency.

In 5-turn tight local winding rotation of the core affects the inductance. I got 340 nH minimum with rotation of the core. But this is adequate variance because the difference is only -5 %.

Toroidal Core: T68-6, nominal permeability is 8.5
Core Brand: Micrometals (Amidon )
Winding Turn: 5
Wire: 0.8 mm UEW
Network Analyzer: DG8SAQ VNWA3E
Frequency Range: From 1 MHz to 1 GHz
Traces: Inductance & Q

Toroid_coil_wind_diff

2018年8月26日 (日)

モールス符号練習ソフトウェア「A1A Breaker」

モールス符号の書き取り受信練習ソフト「A1A Breaker」を最近知つた。
これは試験対策に良いソフトウェアだ。練習用電文を作成できるやうになつてゐる。もう昔のカセットテープ/CD練習教材はいらないだらう。

さらに試験用紙を印刷する機能までついてゐる。
電気通信術受信試験の筆記具」の記事で写真に撮つた電報用紙と同じ物がこのソフトウェアで印刷できる。
 
私はこのソフトウェアで電文を発生させて送信練習の材料にしてゐる。コンピューターで再生したリズムを聴いて縦振り打電の練習をするのだ。
 
昔は苦もなく打てた毎分100字の速度を連続して出すのに苦労してゐる。聞き取れても手で打つのが難しい。

2018年5月14日 (月)

下手に熟成させた高級らつきよう

いただき物の高級らつきようを、ずぼらが空調のないところに放置して出来上がつた熟成らつきよう。

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左から7年熟成、6年熟成、4年熟成

衛生的に問題はないと思ひ、4年熟成ものを試食した。

レモンがしみこんで苦い。舌で潰れるほどの柔らかさ。不味いので廃棄した。

2018年5月 7日 (月)

電気通信術受信試験の筆記具

電気通信術の試験はアマチュア無線資格の国家試験からなくなり、一部の業務資格についてのみ存続してゐる。電気通信術の試験は電信と電話について行はれる。受信の試験では聞き取つた文字を試験用の電報用紙に書き取る。

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電文が速くなると筆記の巧拙が問題になつてくる。私の場合筆が滑り過ぎるとうまく筆先を制御できなかつた。採点者が読める文字を書かないと試験では意味がない。

例へば上質紙にシャープペンシルの組み合せでは筆先が滑りすぎて書きにくい。ボールペンもさうだ。筆先が滑らかな筆記具は運筆も細かくないと文字が暴れる。そこで私が使つたのは鉛筆である。勿論先は細くせず適度な太さで削つておく。

電報用紙に下敷きを使ふのも筆が滑るので気に入らなかつた。試験用電報用紙の紙質は覚えてゐない。ざら紙に近いものならそのままでも良いだらう。上質紙であれば摩擦が増えるやうに紙を重ねたりするのが良いだらう。

掲載した写真の電報用紙は三十年前に購入した電気通信振興会の練習用のもの。これはざら紙に近いものだつた。 今販売されてゐるものは上質紙かも知れない。

勿論滑る筆で上手に運筆できる人には心配のないことである。

2018年4月20日 (金)

S50年代掛時計のムーブメント

電池交換しても動かない掛時計のムーブメントを取り出した。乾電池の液漏れにより基板に上がつた緑青を除去しても動作しない。

発振回路の水晶発振子の容器は、近年使はれてゐるシリンダー型ではない。水晶の負荷容量としてトリマーCに11pFと8pFのCHディスクセラミックコンデンサーが付いてゐる。

負荷容量を外した単体状態でインピーダンスを測定すると共振点が約4.193MHzである。32768Hzの128倍の4194304Hzを発振するものと推測される。

30年前のものはこんなものなのか。ムーブメントの外形寸法からリズム時計の製品と推測される。

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昭和51年の時計学会誌に、シチズン時計中山敏彦氏の論文を見つけた。当時のクロック周波数の主流は4194306Hzとのことである。

中山敏彦「クロック用ATカット水晶振動子」日本時計学会誌No.79 (1976)

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