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2011年9月19日 (月)

最近読んだ、読みかけの本 H23.9.19

  • 佐野眞一「東電OL殺人事件」新潮社、2000年5月
  •  再審請求で関心が高まったせいか図書館の在庫が相当回転してゐる。

     以前から読みたいと思ってゐた佐野眞一の力作の一つ。450ページ弱の分量。彼独特の他に聞いたことのない比喩とマルクス主義の臭ひがする主観的な記述を読み飛ばすと疲れずに読める。

     ゴビンダ裁判は物証がなく第一審では無罪。しかしその後有罪とされた。有罪となった経緯は知らない。これから調べてみよう。

     殺害された東電OLの母親の家は医者を輩出する家らしい。しかし勉強はできるがちょっとをかしい家系の臭ひがする。

     終りの方に精神科医斎藤学氏との対談が出てくる。東電OLの行動は斎藤氏の所に来る患者の症例と似てゐるとのことだ。

     表紙は事件現場を高いところから望む写真だ。この場所をグーグルのストリートビューで見ることができる。ゴビンダ達の住んでゐた粕谷ビル、喜寿荘地下の居酒屋の入り口、喜寿荘一階の様子もある程度見ることができる。これは面白い。

     H23.9.16のTBSラジオDigはこの事件を取り上げ、ゲストに佐野眞一を呼んだ。佐野が帰った後、番組終盤でレギュラーコメンテーターの大根仁が佐野眞一の本で読むべきは「誰にも知られたくなかった沖縄」と「東電OL殺人事件」の二冊だと言ってゐた。佐野、可愛さうに、たった二冊とは。

 

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