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2011年10月10日 (月)

最近読んだ、読みかけの本 H23.10.10

  • 関貴星「楽園の夢破れて」亜紀書房、1997年3月
  •  H23.9.24東京MX TV西部邁ゼミナール「五十年前、こういう偉大な「在日」がいた」で紹介された本。初版は昭和37年に全貌社から発行された。

     関氏は舊名を呉貴星といひ朝鮮人であった。昭和25年頃日本人関氏と養子縁組し日本に帰化した。彼は貧しい家に生れ、学校を出ることができなかった。差別がなく、朝鮮人が生き生きと生活できる世界を北朝鮮に期待してゐた一人であった。彼は朝鮮人帰国事業を善意を持って推進する一人であった。

     彼は帰国事業が始まって暫くして北朝鮮を公式に訪問する機会を得た。しかし彼は帰国した知己や一般帰国者とまともな会話をすることができなかった。しかも彼が尊敬する帰国者が粛正されたと聞く。

     彼は北朝鮮は権力者の独裁下にあることを悟った。帰国事業を推進した者として責任を感じてゐた。帰国希望者に注意を与えようとするが朝鮮総連幹部から妨害される。そこで彼が書いたのがこの本であった。その結果彼は総連から事実上追放されてしまふ。

     当時の朝鮮総連は過激であり、相当実力を伴った報復も予想されたが彼は同朋のために真実を公表することにしたのだった。

     このやうな告発が五十年前に朝鮮人からなされてゐたにも拘らず、日本人は同朋の拉致も満足に追及せず三十年も過してしまった。日本人は関氏を見習へといふのがこの番組の趣旨だった。

  • 日垣隆「松代大本営の真実」講談社現代新書、1994年7月
  •  マルクス主義的記述が多すぎて読めない。中途で諦めた。

    「証拠隠滅」 舊軍の行動は犯罪なのか。軍に敵対的な立場が伺はれる。
    「朝鮮人の強制連行」 朝鮮人の内地への徴用の事だらう。さういふならば当時の日本人の若い男は戦場に強制連行されたことになる。
    徴用された朝鮮人の話、待遇が悪かった、食事が悪かった。昭和19年で物資不足が深刻になり始めた頃だ。朝鮮人だけを過酷に扱ったわけではなく日本全体が貧しくなった時期だ。当時の全体的背景を無視して一部だけ取り上げて酷いと言ふ書き方をしてゐる。
    他にも朝鮮人に同情的な記述が多い。現在の日垣氏なら朝鮮、台湾人は戦地に出さず日本人を先に出してゐたことを知ってゐるだらう。今の彼なら違ふ記述になると思ふが彼の初期の作品は版元が岩波だったりしてマルクス主義に阿った記述が見苦しい。
    「朝鮮人労働者の血と汗と死骸が混入したはずの砕石は…」 死骸が混入したはずなのか。
    まだまだあったが面倒になった。残念ながらこの作品は読むのを中断。この本より佐野眞一の本がずっと読み易い。佐野眞一の本は彼のフレーバーの部分の読み飛ばしが容易だ。

 

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