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2018年4月

2018年4月20日 (金)

S50年代掛時計のムーブメント

電池交換しても動かない掛時計のムーブメントを取り出した。乾電池の液漏れにより基板に上がつた緑青を除去しても動作しない。

発振回路の水晶発振子の容器は、近年使はれてゐるシリンダー型ではない。水晶の負荷容量としてトリマーCに11pFと8pFのCHディスクセラミックコンデンサーが付いてゐる。

負荷容量を外した単体状態でインピーダンスを測定すると共振点が約4.193MHzである。32768Hzの128倍の4194304Hzを発振するものと推測される。

30年前のものはこんなものなのか。ムーブメントの外形寸法からリズム時計の製品と推測される。

20180418_1711_1_2

昭和51年の時計学会誌に、シチズン時計中山敏彦氏の論文を見つけた。当時のクロック周波数の主流は4194306Hzとのことである。

中山敏彦「クロック用ATカット水晶振動子」日本時計学会誌No.79 (1976)

2018年4月 9日 (月)

東芝TRYX2000のスプレッドダイヤル

東芝のBCLラヂオTRYX2000、これは愛称であり正式型番はRF-2000Fといふ。この機種は受信周波数の読み取り精度を上げるために同調ダイヤルに「スプレッドダイヤル」目盛板が付いてゐる。バンドによるが5kHzから20kHzの単位で周波数を読み取ることができる。

Tryx2k

スプレッドダイヤル較正システムの構成要素は、1MHzのクリスタルマーカーとスプレッドダイヤルの二つである。クリスタルマーカーは約1kHzの低周波でAM変調が掛けられてをり他の信号との区別がしやすくなつてゐる。

スプレッドダイヤルは各放送バンド毎に目盛が振られてゐる。この目盛の範囲内にクリスタルマーカーの高調波である000kHzが設定されてをり、ここでクリスタルマーカーを受信するやうにスプレッドダイヤルを較正する仕組みである。

Tryx2k_spdial

但し本機には設計に起因する注意事項がある。000kHz附近でクリスタルマーカーの高調波が二箇所で聞こえることである。これは低い方に合はせなければならない。

この機種はIFが455kHzのシングルスーパーへテロダインの構成である。1.6Mから30MHzまでの短波帯を受信できる機種なのにである。

局部発振器は受信周波数に対して455kHz高い周波数で発振する。000kHz附近で二つの信号が聞こえる理由は、1MHz上のマーカー信号が90kHz上の周波数でイメージ受信されることによる。 受信すべき周波数は局発周波数の下側であり、上側はイメージ信号である。

10MHzを受信する場合で考へてみる。この時の局部発振周波数は10455kHzとなる。

10455kHz - 455kHz = 10000kHz 

90kHz上の10.090MHzを受信すると局部発振周波数は10545kHzとなり

10545kHz - 455kHz = 10090kHz

と所望の受信周波数の関係に対してイメージ受信については

10545kHz + 455kHz = 11000kHz

となり1MHz上の11MHzのマーカーがここで聞こえるのである。

受信機はトラッキング調整がされてゐるので、イメージ信号の受信強度は本来の信号より小さい。取扱説明書では、二箇所のうち下の周波数のレベルの大きい信号で較正すると注意が出てゐたと記憶してゐる。

しかしSW3のハイバンドでは

  • 受信周波数とイメージ信号周波数の差(910kHz)と受信周波数の比が小さくなるためイメージ信号の抑圧度が下がること
  • クリスタルマーカーの信号が高次の高調波となるため弱いこと

によりイメージ信号とのレベル差が小さくなるので注意が必要だ。

2018年4月 5日 (木)

日本アマチュア無線連盟(JARL)に対する見解

JARLの会員数は免許されたアマチュア局の約15%。アマチュア無線界最大の団体ではあるがアマチュア無線家全体を代表するには数が足りない。

私は交信を滅多にせず紙のQSLカード交換もしない。QSLカード交換はeQSLかLoTWで代用されれば充分。紙のQSLカード交換しか便益のないJARLに入る気はしない。

特に便益のない団体に支払ふ年会費として7200円は惜しい。

JARLは研究開発志向の人に便宜を図つゐない。研究開発志向の人がJARLに入る動機はない。

電波の質を測定する施設をJARDは平日限定であるが2000円+税で開放してゐる。JARLが研究開発志向の人を支援するといふなら、その程度のことを全国各支部で展開するのが適当だらう。かつてあつた技術研究所の測定サービスは全国に展開しなかつた。

以上がJARLを退会し加入しない理由である。

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